あいおい損害保険株式会社
経営企画部 CSR推進室 部長(環境担当) 山田 明 様より
エコヒルズさんとの出会いは、環境新聞の掲載記事でした。"ISO維持管理サービスで急成長"という見出しに目を引かれ、早速電話をして訪問したのが始まりです。
当時の弊社の課題は、本社で3年前に取得したISO14001を全国500の拠点へどう推進するかです。その為には、本社のマネジメントシステムを小さな拠点でも展開できるスリム化が必要だったのです。
そこでエコヒルズさんに相談した結果、大上段からバッサリやっても、その後の維持や改善推進に障害をきたす可能性も払拭できないことから、ステップを踏んだスリム化の道を選択しました。
そのステップは、
1. 環境法の順守チェック
環境法(廃棄物処理法等)の適用と順守状況を法教育も兼ねてアンケート形式で、まずはコンプライアンスの確保を図りました。
2. 内部環境監査のスリム化
従来の監査は、監査ユニット数が多いことから、監査シートの種類の多さと合い間って、紙が行ったり来たりで混乱の要素となっていましたが、4シートを1シートに簡略化し、更に社内の電子掲示板を活用することにより、紙の行き来や承認印の煩雑がなくなりました。そのことから改善に集中する監査になりました。
3. 内部監査員研修のスリム化
従来、内部監査員研修は、2.5日(予備研修)をかけ、膨大な資料準備が必要でした。ともすれば紙の使用量は環境に逆行するとまで言われました。紙の問題、集合教育という制約を改善する為、エコヒルズさんの「e-ラーニング力量アップ内部監査員養成研修」を活用し、実務研修1日を統合した研修を実施してもらい、大幅なコストダウンが図られました。
4. 環境マニュアル、規程類のスリム化
規格要求事項、マニュアル、社内規程、個別規定を一目で見れるよう1シートに統合し(A4、7ページにスリム化)、なおかつ、従業員が理解し易いよう、文書、用語を見直し、シート数も減らしました。
上記のステップを踏んで、ようやくコンパクトなEMSが完成しました。すべて電子化されていることもあって、ここまで負担の軽いシステムなら、今後、全国拠点への展開が可能であると確信しました。
今回のエコヒルズさんのスリム化で得たもの
・全従業員が難解な規格要求事項を理解していなくても、自社規程を守るこ
とで、環境活動の輪が広がること。
・意味のない作業が大幅に減ったこと。
・改善に集中出来るようになったこと。等
エコヒルズさんに支援を依頼して、本当に良かったと、大変満足しています。
今後ともよろしくお願いします。
あいおい損害保険株式会社
経営企画部 CSR推進室 部長(環境担当) 山田 明
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